記事内に商品プロモーションを含むことがあります。
春の新学期の時期や秋の人事異動などで引っ越しとなるとやることも多いですよね。
いざ引っ越しをするとなったときに、賃貸契約を初めて結ぶ方にとっては”何が必要でどのような費用がかかるのか”とわからないことが多いと思います。
この記事では、賃貸契約で何が必要なのか、また住宅の初期費用はどのようなものがあるのかご紹介します^^
お好きなところからどうぞ♪
賃貸契約をする時に必要なもの
賃貸契約をするときに必要なものも、結構あります。
物によっては、市役所や区役所まで取りに行かないといけなくなるので、ここでしっかりチェックしていきましょう!
- 身分証明書
- 現住所の住民票
- 印鑑と印鑑証明書
- 銀行口座もしくはクレジットカード
- 保証人に関する書類
現住所の住民票
住民票を提出する理由は本人を含めた入居者全員の身元確認をするためです。
「免許証や保険証のコピーを提出しているからそれだけでいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、大家側としては二重で確認をすることで、少しでも「この人は大丈夫」と信頼するために住民票の提出を求めています。
印鑑と印鑑証明書
賃貸契約を結ぶときに、印鑑を押す場所が何箇所かあるので持っていく必要があります。
基本的には認印で問題はありません。
仲介してもらう不動産会社によっては、実印を求めてくる場合があります。
不動産会社に確認をしてから契約に行くようにして下さい。
銀行口座もしくはクレジットカード
一昔前は家賃の支払いは大家への手渡しをすることが一般的でした。
ですが家賃を大家さんに渡しに行くことが手間になり、渡したかどうかの証明が難しくなったため、現在の支払い方法が一般的になりました。
銀行口座のわかるものは通帳やキャッシュカードを持っていけば口座振替依頼ができます。
賃貸契約を結ぶ住宅の支払いでクレジットカードが使用できるようであればぜひカード支払いにしてください。
カードで支払うことでポイントが貯まり、少しでも節約ができます。
保証人に関する書類
賃貸契約を結ぶときに「本人に何かあった場合に備えて保証人を立ててほしい」という大家さんは結構います。
その際に必要なものは連帯保証人同意書や印鑑証明書、保証人の所得証明書等です。
これらの書類を求められたときに提出できなければ契約できないので注意が必要。
保証人は契約する前にお願いしに行っても間に合わない場合が多いので契約をする前に不動産会社に確認をして保証人が必要かどうかよく確認をしてください。
賃貸契約での初期費用
賃貸物件の情報誌やインターネットで物件を見ていると、家賃・敷金・礼金しか目に入らないんですよね。
実際に不動産屋に行って、「初期費用はこのくらいかかります」と提示されてびっくりする方も少なくないと思います。
この初期費用、思っているよりもかかるんですよね…
敷金
敷金は住宅やマンションを借りる際に貸主に支払うお金のことです。
この敷金の相場は家賃の1ヶ月~3ヶ月分くらい。
退去時に入居中の自然についてしまう傷以外の傷をつけた場合に補修する資金や、借主が家賃を支払わない場合の担保として支払うことになるものです。
この敷金は賃貸借契約を解除した際には基本的には返金されます。
礼金
礼金は名前の通り部屋の貸主へのお礼の費用です。
この礼金は契約を解除した際にも返却はされません。
これは部屋が不足していた時代の名残によるもので今も残っています。
礼金の相場は家賃の1ヶ月分となっていますが、「払いたくない」と思う方は礼金のかからない物件を探すことがおすすめ。
家賃の前払い
前家賃は住宅の入居前に駐車料などの共益費と一緒に住宅契約の際に支払う資金です。
通常は契約をする月の残りの日割りプラス次の月の家賃を支払う必要があります。
一方フリーレント住宅という物件では、前家賃が0円もしくは減額になりますので一度検討してみてはいかがでしょうか。
仲介手数料
住宅を探す際に不動産会社に行くことが一般的だと思います。
その際に住宅の大家さんと交渉をしてくれた不動産会社に支払う手数料のことを仲介手数料といいます。
仲介手数料の相場は1ヶ月になってはいますが、実は仲介手数料は家賃の半月分が原則なのです。
仲介手数料を半月分までは下げることができますので、交渉をしてみるか、初めから仲介手数料を取っていない不動産業者を選んでみるのはいかがでしょうか。
保険料
賃貸住宅を借りる際には基本的には火災保険や地震保険が含まれています。
料金は加入している保険会社によって金額は違いますが、大体1万円~1万5000 円の間で加入することになりますが非常に高いです。
住宅によっては半強制的に加入させられる保険を断り、自分で良いと思った保険に加入することができますので、一度交渉してみてください。
賃貸契約で審査に通りやすくなるには?
一般的な会社勤めで、正社員で働いている方であれば賃貸契約の審査に落ちる心配はありません。
パートやフリーター、フリーランスの方となると賃貸契約は厳しいものになってきます。
以下ではそんなフリーランスやフリーターの方が審査に通りやすくなる方法を簡単にご紹介!
フリーランス
フリーランスの方が審査に通るには、支払い能力があるということを見せることができれば審査には通ります。
すぐに支払い能力を示すことができないのであれば、前年の確定申告の控えや通帳のコピーを提示して、支払い能力を示してみてはいかがでしょうか。
フリーター
フリーターの方は給与所得者などと比べると審査に通りにくいといわざるを得ません。
その理由として以下の点にあります。
- 安定収入がない
- 収入が少ない
ですが必ずしも審査に通ることができないかというとそうではありません。
フリーターの方が審査に通る可能性をあげる方法は…
- 保証会社と契約をする
- 支払いをクレジットカード決済にする
- 本人以外の支払人を用意する
などです。
大家さんが家賃を回収する手段が用意されていれば比較的通りやすくなります。
さいごに
賃貸でマンションや住宅を借りる際には家賃以外にも意外に費用がかかってしまいます。
ですので費用の内訳をしっかりと確認をして、後で慌てることのないようにしましょう^^