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朝目覚めたとき、快適ですか?
体のどこかが痛かったり気だるい感じとかはありませんか?
敷布団を選ぶときに、どのような基準で選んでいますか?
ふわふわして包み込むような柔らかさであったり、ちょっと硬めが良いとか自分好みの”寝心地を”優先して選んでいると思います。
実は寝心地が良いものが、体に良いとは限らないですよね。
もちろん寝心地が悪ければ安眠できないので、それも大切ではあるのですが。
そういった寝心地の良い布団で寝ているはずなのに、朝起きたときに、体のどこかが痛かったり、だるかったりするのは、体に良い布団ではないからなのです。
一体どういう事なのか・・・ご紹介していきましょう^^
体に合わない敷布団がもたらす症状
体に良い布団=体に合っている布団
”寝心地が良い布団が体に合っているわけではない”ということは冒頭でふれました。
テンピュールなどの低反発マットが発売された時に、体を沈み込む包むような寝心地の良さが話題になり、今でも利用されてる方も多くいらっしゃると思います。
私も低反発マットレス愛用者だったのですが、ある日から朝起きた時に体や腰が痛くなるようになったのです。
どんな症状が出るのか見ていきましょう。
- 夢の中で忙しかったからか、起きたら疲れている。
- 目覚めは良いけど、背中の筋肉が張り過ぎて痛い。
- 今日は腰じゃなくて首がこってる・・・
夜中にも目が覚めたし、起きたら疲れている。 - 寝相が悪かったのか、体の節々が痛い最悪の目覚め。
- 起きたら頭が痛い、疲れてることが多い。
朝から凄くダルかったりする・・・
いかがですか?同じような経験していません?
体が疲れてる、首や腰などが痛い、頭痛がする、目覚めた瞬間からダルい・・・これは明らかに敷布団が体に合っていないために起きる症状なのです。
敷布団が体に合わずにでる症状の原因はコレ!
まず、人は”寝返り”を一晩のうちに20〜30回ほど打っています。
記憶にはなくても、無意識に寝返りを打っているはずです。
ひとつの体勢で動かずに寝ていると、一部分だけに血液やリンパ液が滞ってしまうので、これをバランスよく循環させるために必要な行為です。
次に睡眠中の温度調整をする役割でもあります。睡眠中は体と布団が密着しているので、その部分の発汗が抑えられてしまうんですね。
俗に言う”寝苦しい”というやつです。
そこで寝返りを打つことによって、温度や湿度が調整されます。
身体が布団に沈み込むという事は、この寝返りが打ちにくく、寝返りを打つときに、非常に力を使うことになるんです。
平らな床とふわふわマットレスと、どちらが体勢を変えるのに力がいるのか、想像してみるとわかると思います。
沈み込む方が体勢を変えにくく、力が必要になりませんか?
寝ているときは必ず寝返りを打つので、
朝起きたときに疲れているのは、寝返りによって体力を消耗しているからなのです!
寝起きで背中や腰が痛いのは、寝ている姿勢に原因がある!
あまりに硬めの敷布団だと腰が浮いた状態となり、腰に負担がかかってしまうので腰痛の原因となります。
背中とお尻も硬い布団の場合、上半身の重みが全て背中とお尻部分にかかり、血行不良や筋肉疲労を起こします。
正しい形は背中とお尻がある程度沈みこんで、背中、腰、お尻のラインが真っ直ぐになる状態なんです。
※体が沈み込み過ぎるのも体のバランスが取れず、腰などを痛めてしまう可能性があります。
”体に良い敷布団”を選ぶときのポイントは3つ!
上の原因を踏まえて、敷布団を選ぶときのポイントを3つ。
◆寝返りを打つときに力を入れなければならないほど、柔らかい敷布団は選ばない。
寝返りを楽に打てる程度の硬さの敷布団を選ぶことが一番大切です。
◆寝る姿勢が真っ直ぐになるような硬さの物を選ぶ。
あまりに柔らかく、体全体が沈みこむような物は腰や体を痛めてしまいます。
低反発マットレスより高反発マットレスの方が、適度に背中やお尻が沈みこんで丁度良い感じになるのでgood。
◆ 通気性の良い素材の布団を選ぶ。
通気性が悪いと熱がこもってしまい、その結果体温を調節するために寝返りも多くなってしまいます。
例え硬めの布団を使っていたとしても、寝返り自体の回数が増えると体力を消費してしまうので。
まとめ
いろいろなメーカーから多数の布団が発売されていますが、その中から自分に合った布団を選ぶのは、なかなか難しいことです。
しかし、睡眠時の快適さや起きてからのパフォーマンスを考えると、自分に合った布団を選ぶことは、とても重要なことであるということが分かると思います。
選ぶときは実際に店頭に出向いて、試しに寝てみるなどして決めるのがオススメです^^